#ジブンと対話する時間
凄まじいスピードで移り変わる日常を離れて訪れた場所には、
ゆっくりと時間が流れる自然と、素敵な人たちとの出会いがありました。
相棒は、アイデンティティを全身で発散するかのようなゴールドのBMW X2。 力強さと包容力をもって、わたしを未知なる世界に連れて行ってくれました。
キャンプ越しのわたしの世界
私はキャンプが好きじゃない。せっかくの休日にどうして不便を感じなければならないのか。宿泊は綺麗なベッドがあるホテルがいい。食事はレストランでとればいい。環境の変化に弱いからできる限り自宅で眠りたい。キャンプの魅力って一体何なのだろう。どうしてわざわざ不便をしにいくのだろう。答えを探しに行こうと思った。相棒はBMWのSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)X2。クーペライクなルーフラインには品の良さを感じ、コンパクトなサイズ感は女性にも扱いやすい。扱いやすいという言葉に比例した快適さとアクティブなレスポンスは、運転していて楽しい気持ちにさせてくれるし、どこまででも走って行きたくなる。
横浜から約1時間半、あっという間に道志村に着いてしまう。
ここに集まる人たちは、みんな快適の反対をしているんだ。快適の反対に魅了され快適の反対の時間を楽しんでいる。好きにテントを張って、好きに椅子とテーブルを配置して、好きな音楽を流して、好きなことを好きなだけ好きに話す。みんな、不便を楽しんでいる。ジブンたちでジブンの快適な居場所を創っている。
横浜の水源地である道志村にご縁を感じながら、都会では感じられない自然の中で、普段のジブンとは違うジブンがいることに気付く。もしかしたらこれが本来の、自然なジブンなのかもしれない。
なんだかここにいるとすごく気が楽だ。みんなと話していると何でも楽しい。神経質に凝り固まった価値観をほぐし、不便を楽しむことが出来たなら、もっと自由にもっと生きやすくなるのかもしれない。
自然、風、人、星空と月灯り、答えはひとつじゃなかった。
私はキャンプが好きじゃない。
また近いうちに答えを探しに行こう。
BMW X2
試乗したのはxDrive20i MスポーツX。2.0L直4ターボエンジン、8速スポーツAT、4WD。車体価格は5,180,000円(税別)から。車体色のガルバニックゴールドはMスポーツXグレードだけが選べます。
□車両協力:ビー・エム・ダブリュー株式会社
2019 Booyah Vol.4より