#ありのままのわたし

#バイク越しのわたしの世界

#01 Hiromi Toki×Ducati Scrambler Sport 1100

バイクに乗る、楽しむ、発信する
繋がりをもっとつくっていきたい

ときひろみ

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その日の気分に合わせて乗る愛車を決めるというのだから、羨ましい。「I♡Bike Life」のオリジナルロゴをあしらったウェアも制作している

KAWASAKI Ninja250R、HONDA Monkey、SUZUKI GSX-R750、YAMAHA MT-07、DUCATI Multistrada1000DS。
ガレージを開けると広がる、5台の愛車が並ぶ光景に圧倒されてしまう。その50ccからリッターバイクまでを所有し、乗りこなすのが、華著でふわっとした雰囲気の「とっきー」こと、ときひろみさんなのだからさらに驚く。


高校入学を機に、通学用にと父に原付免許の取得を勧められたのがバイクに乗り始めたきっかけ。16歳になると普通二輪車免許を取得し、Ninja250Rを一台目の愛車として迎える。「見た目や乗り味に一目惚れして買うことが多いですね」と惚れやすいタイプのようだが、メンテナンスやカスタムも自分で行うというのだからそのバイク愛は本物だ。「私にとってのバイクは「私を変えてくれた存在」。今は趣味として生活にあるのが当たり前の、生きがいです」。教習所に通い始めたころから「前略プロフィール」などSNSを始め、情報交換、イベント、ツーリングと、バイク仲間の輪を拡げていく。やがて雑誌やテレビなどメディアにも出演するようになりタレントとして活動するかたわら、最近では自身でYouTubeチャンネルを開設。撮影から映像の編集まで、すべて自分でやってしまうという。とっきーのバイク歴ははじめから「発信する」ことと並走していて、それはごく自然な流れのようにもみえる。「発信する」のはどんな理由からなのだろうと聞いてみた。

「バイク仲間や、同じくバイクを楽しむ人達と情報を共有したり、共感をしてみんなでバイクを楽しみたくて。コミュニケーションがとれるのが嬉しいですね。最近はそれに加えて、バイク業界で活動する立場として、この業界に少しでも貢献できるようにと、発信できる場所を増やしてきました。もっともっと、幅を広げていきたいです。色んなところにツーリングに行ったり、普段とは違うバイクの楽しみ方に挑戦していきたいです」。

#02 Risa Hamanishi×BMW R nine T Urban G/S

私もお客様と一緒に楽しみながら
もっとみんなに拡げていきたい

濱西理沙
お店の主催で初めて開催した女子ツーリングは大成功。次回開催も計画中とか。理沙さんの愛車はKAWASAKI Z1R

「マスター」である旦郡さんが開店前から集めたビンテージインテリアと、「料理長」である理沙さんが作るハンバーガーをはじめとした絶品料理、そしてそのおふたりの人柄が魅力のトリプルカフェ。オープンから4周年を迎え、遠方から訪れるお害さんも多いのだとか。
なぜバイクに乗っているのですか?と理沙さんに質問をしてみると「それは、なんでご飯を食べているの?と同じ質問ですよ」と返されてしまう。
「バイクに乗っていることで、満たされている気持ちになれるんです」。会社務めのころに通勤の足として乗り始めたスクーターから、ギア付き、大型とステップアップした。
「ツーリングではみんな大型だったから中型ではついて行けなくて、大型に乗るようになりました。最初は全く新しい乗り物に出会ったと戸惑いましたが、大型ならもっと遠くに行けるし、自由度が高いのが嬉しかったですね。自分の好きなスピードで自分の行きたいところに行ける。もっと早く大型に乗っておけば、この世界をもっと早く知れたのにと思いました」。
カフェをオープンすることが夢だった「マスター」に引っ張られるようにトリプルカフェをオープンすると、多くのライダーが集まり、自然発生的にイベントなども開催されるようになっていく。
たくさんのバイク乗りに出会うことで、自々とは違うバイクライフの話を聞くことが楽しいという理沙さん。
「通勤で乗る方、レースをする方、以前乗っていたけど降りた方、小排気量・大雄気量。いろんな楽しみ方を教えてもらうと、自分の世界が拡がるんです。このお店を始めてから一気に拡がりました。
ひとりで乗っているのも楽しいですけれど、せっかくお店をやっているんだから、みんなにも拡げていきたいですよね。私がバイクに乗っててよかったなって思うのは、このお店ができて、繋がりができて、自分も楽しめるし、お客様も楽しめる場所になっていることです」。


#03 Hana Uneme×TRIUMPH SCRAMBLER 1200 XC

伝えたいのは乗り物だけでなく
そこに関わる「人」の魅力

采女華

私は好きなことしかしていない。私はやりたいことしかやっていない。だけど、私は写真を撮られることが本当は苦手で、文章を読むことも書くことも得意じゃない。バイクがなかったらきっと、今ここにいられていないと思う。16歳で中型免許をとって、毎日毎日飽きもせずに走った。どんな時も一緒だっだ。今は、前ほどバイクに乗る時間はとれなくなってしまったげれど、あの頃バイクは私を救ってくれたし、バイクが私の人生を形成してくれたとさえ思う。実際、"ここ"と言っても、自分がどこにいて、どんな肩書きなのか正直わからない。わからないけれど、私はここでしか生きていられない。

Booyahは、私の "方法”だ。

今回、Booyahに、バイクと共にアクティブに活躍される魅力的な女性たちが集まってくれた。Booyahで伝えたいのは、乗り物の魅カだけでなくそこに関わる“人”の魅力。バイクもクルマも、もう男性だけの乗り物ではない。女性だって活躍できる。
バイクと生きているカッコイイ女性たちのことを、もっともっとたくさんの人たちに知って欲しい。

<車両協力>

ドゥカティジャパン株式会社

ビー・エム・ダブリュー株式会社

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社

2018 Booyah Vol.4より