1968年創業のイタリアのオートバイメーカー、FANTIC（ファンティック）。1975年にはファクトリーチームを結成し、モトクロスレースやトライアルレースに参戦し、タイトルを獲得してきた。
そのレース活動の中で培った技術を製品へと反映させ、2015年からe-Bikeのラインナップも追加。2018年にはヨーロッパ国内にて有力なEマウンテンバイク誌「E-MOUNTAINBIKE」でデザイン・イノベーションアワード2018を獲得。搭載されているモーター「Brose（ブローゼ）」については、最も優れたe-Bikeモーターとして評価されているという。
日本でも販売を開始し、2020年シーズンからレースに復帰したMTB元全日本チャンピオンで現役オフロードバイクレーサーの内嶋亮選手が契約ライダーとしてMTBレースに参戦予定だ。国内で広がりつつあるe-MTBレースの場でも同社の活躍が期待される。
ファンティックのe-MTBの最大の特徴はそのパワフルさ。MTBコースにおいて、他社のe-BIKEでは担いだりトランポに載せて移動しなければならないような急な登り斜面においても、楽々と登ることができるという。また、同社のオフロード・モーターサイクル同様に前輪が大径、後輪は小径でファットなタイヤを設定。これまでのMTBデザインの発想にとらわれず、前後異なるサイズのタイヤを装着させている。トラクションを重視したリンク式リアサスペンションを装備し、最新のディメンジョンを誇るスタイリッシュなフレームにはバッテリーを内蔵。プロフェッショナルなMTBライダーをうならせるハイグレードなコンポーネントと最高級の素材を備えている。
Booyahでは、実車をMTBコースに持ち込んで走らせ、そのパフォーマンスと楽しさをレポートしてみたいと考えている。こうご期待。
| SPECIFICATON | |||
|---|---|---|---|
| XF1 Integra carbon 160 LTD | XF1 Integra 160 | XF1 Integra 150 TRAIL | |
| サイズ | M | S-M-L | |
| モーター | Brose S-Mag(36V、最大出力250W、トルク90Nm) | ||
| バッテリー | リチウムイオン電池（36V、630Wh） | ||
| フォーク | Rock Shox yari RC+160mm トラベル | Rock Shox Recon +150mm トラベル | |
| ショック | RockShox Deluxe Select+ | ||
| グループセット | Sram NX Eagle e-click 12 Speed | ||
| ブレーキ（F/R） | Sram GUIDE-T 4 ピストン油圧ディスクブレーキ | ||
| Centerline 200mm ディスクローター | |||
| ホイール | Rodi Blackjack ASY 29" / 27.5" TLE | ||
| タイヤ | Schwalbe Nobbynic、 | ||
| フロント 29 “X 2.35／リア 27.5" X 2.6 | |||
| サドル | Fizik Taiga | セライタリア X-Land Flow | |
| 価格（税込） | 968,000円 | 627,000円 | 539,000円 |
ファンティックの輸入総代理店サイン・ハウスのショールームでは、これらのマシンを実際に見て触れることができる。
■サイン・ハウス
〒158-0086
東京都世田谷区尾山台2-32-15
TEL：03-3721-1770
営業時間：10:00〜18:00
定休日：火曜・水曜・祝祭日