Z400FXやCBX400Fは大人気で、現在でも元気よく走っている姿を時々見かけますが、ヤマハのXJ400はとても珍しくありませんか? 1980年に発売された、ヤマハからは初となる400ccのDOHC空冷4気筒モデルがXJ400です。

私の世代は友人たちがZRXやXJRに乗っていたので「ペケジェー」という名前だけは知っていました。これが元祖だったのですね。エンジンはスリムなのに、迫力満点の4本マフラーが400らしからぬ迫力です。

IMG-4169-3

走り出すと、見た目よりも車体はコンパクトに感じられて、見た目で感じていた威圧感はすぐに拭い去られていきます。圧倒的なパワーはありませんが「回っている」感じがとてもダイレクトで、気持ちがいいエンジンなんです。

ホンダやカワサキとは一味違った繊細なデザインがとても印象的です。